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ターゲットに合わせた記事を書くために 成約までの距離を考える

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ターゲット設定の重要性

ターゲティングとは、狙う市場を決めることを言います。例えば同じような商品でも性別や年齢や初心者などの分類によっておすすめできる商品は変わります。

アフィリエイトで重要だと思っているのはターゲットによって成約までの距離が違うということです。例えばあなたがダイエットサプリのアフィリエイトをしていたとします。ダイエットに関心がある人にいきなりダイエットサプリをすすめてもあまり刺さりません。まずダイエットにはサプリが一番効果的だというところに落とし込んであげる必要があります。

つまりターゲットによっては記事の構成を変えたり、場合によっては別記事で集客する必要があるということです。

先程のダイエットサプリの例ならダイエットサプリの中から良いものを探しているユーザーにはランキング記事や比較記事が有益ですが、単にダイエット方法を探しているユーザーにはダイエットはサプリが効果的だといった記事のほうが刺さるということです。

狙うべきターゲット

ターゲットによって記事の構成が変わり、成約までの距離も違うことをお話しました。では、ターゲットとすべきユーザーとはどのようなユーザーでしょうか?

    購入までの段階

  • 認知
  • 興味
  • 検討
  • 購入

人間は購入に至るまで以上のような段階があると言われています。
結論から言えば最初の「認知」の段階にないユーザー、つまり知らないユーザーは後回しとします。

なぜなら一番購入から遠い存在で、知ってもらうためにはかなりの労力が必要になるからです。
テレビCMやインターネットならヤフートップページの準広告などが「認知」してもらう方法となります。
アフィリエイトなら周辺のキーワードで地道にアクセスを流すことが必要となり、コストパフォーマンスが悪い状態です。知らない訳ですから狙うキーワードも分からないです。

その点次の段階にある「興味」以上のユーザーはある程度検索するキーワードも予測がつきます。
ライバルが多くなってくるのが難しい点ですが、知らないユーザーと比べると断然コストパフォーマンスが良いと言えるでしょう。

以上の理由からまず狙うべきは「興味」以上の段階にあるターゲットです。

それぞれの段階の有効な記事例

  • 認知
  • 知らないユーザーに対しては直接的なキーワードで検索はされないので、周辺の1つ大きいキーワードから集客する必要があります。ダイエットサプリの例ならダイエット方法やダイエットに最適な食べ物など、サプリのことは知らないけどダイエットに関心があるユーザー向けのキーワードからダイエットサプリに誘導する必要があります。

  • 興味
  • 興味の段階にあるユーザーは、なぜダイエットにサプリが有効なのかを事例などを添えて伝えるような記事が最適です。

  • 検討
  • 商品写真、メリット、FAQに加え購入者の声やこれまでの実績などが有効です。検討しているユーザーに決断してもらう最後の一押しが必要です。

  • 購入
  • 本当に購入の段階にあるユーザーはさっさと通販サイトに行くので、検討と購入の間にあるユーザーに対しては、比較記事やランキング記事が有効です。

ニーズはとことん探る

あなたが選んだジャンルが何にせよ、ターゲットのニーズを知ることは重要です。
しかし、ニーズは誰にでも思いつくようなものばかりではありません。いくつかのターゲットとなる人物像を思い描き、何言困っているのか、どういった願望があるのかを想像してください。

このブログも初心者がどの部分でつまずくのかを念頭において書くことが多いです。

そうは言っても簡単に思いつくものばかりで無いことは私自身もよくわかります。
そこである程度はツールに頼りましょう。自分の頭で考えることも大切ですが、それだけでは解決できないこともあります。

重要なのはツールで得たキーワードを深く考え、ユーザーはなぜそのキーワードで検索をしたのかを考えることです。

キーワードツールに関してはこちらの記事もどうぞ

検索動向でユーザーを分解

例え同じ商品で検索していてもその前後の複合キーワード次第では、全く違った属性を持つユーザーです。そういった違いを意識して記事を書くとユーザーの満足度も上がり、結果として検索順位も上がります。

購入段階のユーザー

「商品名 + 購入」や「商品名 + 最安」などで検索するユーザーです。こういったユーザーは買う気満々なので、ぜひ取り込みたいユーザーですが、サッサと通販サイトへ行ってしまう場合も多く、狙いにくいユーザーとも言えます。

その商品1つに絞った公式サイトに負けないぐらいのランディングページを用意したりする方法はありますが、現在は商標キーワードでリスティング広告を使うことはほぼ禁止されているので、あまり良い手法とは言えないかもしれません。

検討段階のユーザー

アフィリエイトで一番狙うべきユーザーです。
「商品名 + 口コミ」や「商品名 + 評判」、「商品名 + デメリット」などのキーワードで検索しているユーザーです。
この段階のユーザーは気になっており、買おうかどうか検討している、悩んでいる状態です。そっと背中を押してあげるような記事が効果的です。

この段階のユーザーには広告主としてもコンテンツが作りにくい部分です。他社製品との比較もやりにくいし、体験談のような記事もステマにしか感じません。せいぜい「お客様の声」ぐらいでしょうか。

なので、一番力を入れるのは検討段階のユーザーです。また、比較的アクセスが多いのは「商品名 + デメリット」や「商品名 + 使えない」などのネガティブなキーワードです。
アフィリエイトの場合は記事中にネガティブなことを書けば買ってもらえないんじゃないかと考えて、商品の悪い部分にはふれないアフィリエイターも多いですが、悪い部分は隠さず書けば信用を得ることができます。できれば悪い部分をひっくり変えすようなメリットを提示するのが理想です。
例えば「新しいiPhoneは重くなりました。しかし、それ以上にディスプレイが広くなり、バッテリーも多くなりました。」のようなイメージです。

潜在ユーザー

最近かなり有効な手段だと思っているのはこのカテゴリーのターゲットに対するアプローチです。潜在ユーザーとはユーザー自身も自分がその商品を欲していることに気づいていないユーザーのことで、例えばこのブログで言うなら、アフィリエイトのことは知らないけど、副業には興味がある人や、アフィリエイトは知っているけど、WordPressのことは知らない人や、単に文章を書くことが好きな人も当てはまるかもしれません。

つまり、考え方としては、あるキーワードを検索するターゲットの考えを想像し、検索キーワードと直接関係ないがその属性にマッチする案件を紹介するということです。

「アフィリエイト」というキーワードで検索することはないけど、「副業 おすすめ」で検索するかもしれないし、「ブログ 始め方」かもしれません。

潜在的なユーザーに対するキーワードは難しく、ユーザーの属性を考えぬく必要があります。簡単ではありませんが、キーワードは無限にあり、ライバルも不在なので狙う価値はある手法です。

ニーズを満たすコンテンツを設計

対象となるユーザーを想像するところから始めます。
例えばスマホに関するブログの場合でもさまざまなニーズが存在します。

年代や性別はもちろん、その人がどのような状況で使用したいのかなどの目的によってニーズは細分化されます。

    スマホに関するニーズに例

  • ブランド
  • iphoneなどのブランドに対するニーズ

  • 年代
  • 若者向けやシニア向けなど

  • 性別
  • かっこいい・かわいいなどのニーズ

  • 機能
  • カメラやアプリなどの機能面に対するニーズ

  • 新商品
  • 新しいもの好きというニーズ

あくまでも一例に過ぎませんが、同じスマホでも実にたくさんのニーズがあります。
これらをごちゃまぜにすれば、まとまりのないブログになってしまいます。1つのブログで対象とするターゲットはある程度まで絞り込んでおくべきです。

ターゲットとなるユーザーを絞り込めたらなら、そのユーザーのニーズを満たすためのコンテンツを考えます。
どのようにターゲットを分類したかにもよりますが、基本的にはメリットや疑問点を深く掘り下げていくことになります。

  • 商品の特徴・魅力
  • 類似商品との違い
  • メリット・ベネフィット
  • デメリット
  • 体験談
  • サポートや料金など

このあたりはどのようなターゲットにも共通してコンテンツとなりうる部分だと思います。

あくまでもユーザーが求めている情報を提供するという観点が重要です。

検索意図が明確なキーワードの重要性

キーワードは少ない(一語)なほど検索数は多いですが検索意図がわかりくく、複合キーワードが多くなるほど検索数が少なくなる分、検索意図が明確にまります。

例えば「アフィリエイト」というキーワードは検索数自体は多いですが、具体的に何が目的なのか分かりません。「アフィリエイト おすすめ ジャンル」というキーワードなら詮索数は減りますが、検索意図は明確です。

検索意図が不明確はキーワードは、その目的に対する正しいコンテンツを作ることは不可能です。
しかし、検索意図が明確なキーワードならドンピシャなコンテンツを作ることが可能です。

つまり、効率よく記事を作成するには検索意図が明確なキーワードから作ることが重要です。
アクセス数よりもコンバージョン率を重要視するということでもあります。

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