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レンタルサーバーとは?
当ブログでは、アフィリエイトブログをWordPressで運用することをおすすめしていますが、その場合は、レンタルサーバーを借りることになります。
レンタルサーバーとは、その名の通りサーバーを貸し出すサービスなのですが、ホスティングサービスとも呼ばれています。
レンタルサーバーとはインターネット上、誰でもアクセスできるホームページのデータ置き場と考えていただければ差し支えありません。
つまり、ブログを公開するためには必要なもので、自分で構築することも可能ですが、知識もお金も必要なため、レンタルすのが一般的です。
レンタルサーバーって必要?無料ブログでは駄目なの?
やろうと思えば、無料のブログでアフィリエイトすることも、無料のレンタルサーバーを借りることも可能です。しかし、その両方をおすすめしません。
無料ブログは、自動的に広告が入り、サービスの終了までありえます。また、カスタマイズにも限界があり、どこまで行ってもそのサービス会社の物で、あなたのブログではありません。
無料のレンタルサーバーも、広告が自動で入ったり、後述する「容量」や「転送量」などの性能面に制限が強く、ブログが成長すればする程、不満が大きくなるでしょう。
只より高いものはないと言いますが、レンタルサーバーでも例に漏れません。それなら月に100円ほどで借りることができるレンタルサーバーもあるのでそちらのほうが何倍もましです。
レンタルサーバーの選び方
レンタルサーバーと一口に言ってもかなりの数のサービス会社があり、何を基準に選べばいいのか分からないと思います。
そこであなたのブログにピッタリのレンタルサーバーの選び方を紹介します。
できえばどのようなブログにするのか輪郭だけでも決まっていれば、より、ぴったりなレンタルサーバーが選べます。
レンタルサーバー選びのポイント
- アクセスが集中した時に503エラーが出にくいサーバーを選ぶ
- 稼働率の高いサーバーを選ぶ
- 複数のブログを運営できるか?
- セキュリティ、サポートは充実しているか?
- 「自動バックアップサービス」が付いているサーバーを選ぶ
- WordPressは使えるか?
- 管理画面は分かりやすいか?
サーバーには転送量というものがあり、これは同時にアクセスされた時にサーバーがどれだけ耐えられるかというものです。
インターネットをしていて、503エラーというものを経験したことがあると思いますが、それが耐えられなくなった状態です。
「稼働率99.9%」や「稼働率99.99%」などと謳われていますが、「稼働率99.9%」でも、年間で約8時間45分ほど可動していない計算になります。「稼働率99.99%」では年間で約53分可動していないことになります。
サーバーによって稼働率の定義もそれぞれで、メンテナンス時間は含まれていない場合もあり一概に語れませんが、稼働率が高いということは、障害やトラブル等が少ないということです。
ブログを運営するのは1つだけとは限りません。しかし、サーバーによっては1つしか運営できない場合もあります。金額次第では、もう1つ借りればよいだけではありますが、管理が面倒になります。
特別な理由がない限り、複数のブログを運用できるサーバーを選ぶべきです。
最近は特に、ウイルスが脅威となっており、ブログがハッキングされる被害も多数あります。最悪データがすべて無くなってしまうことも考えられます。
サーバーのサポート内容やセキュリティは重要な要素です。
サーバーには万が一の時に備えてバックアップサービスが付帯している場合があります。他の記事での紹介となりますが、一応WordPressにもそういった機能があるのですが、サーバー側でもバックアップがあればより安心です。
使わないで済めば一番の機能ですが、何があるか分からない以上、バックアップは重要です。
安いサーバーはそもそもWordPressが動かない場合があります。また、動いてもプラグインが上手く動かなかったり、動作が遅いなどが考えられます。
サーバーのWordPressを使ったブログの実績や口コミなども参考にしましょう。
どうでもいいと思いがちですが、管理画面の使いやすさはけっこう大事なことです。
サーバーという時点で普通は馴染みのないものだと思います。その管理画面が分かりにくければけっこうイライラするものです。それほどいじることはないのですが、管理画面は分かりやすいサーバーをおすすめします。
レンタルサーバーの機能
- 利用可能プログラム
- ディスク容量
- 転送量
- 無料で常時SSL
- サーバーの安定性と快適性
- マルチドメインの設定可能数
- サブドメインの設定可能数
- データベース数
- メールアカウントの設定可能数
- FTPアカウントの設定可能数
Perl、PHP、SSIなどのプログラム言語やCGIなどが動かせるかどうかです。掲示板やブログにアンケートのフォームのようにサイトを動的に動かしたい場合には必要になります。
WordPressでブログを構築する場合もPHPの動作が必要です。
利用可能なファイルサイズで、ブログは基本的にはテキスト中心なため、ファイルサイズはそれほど気にする必要はありません。しかし、画像や動画など、容量が大きいファイルを扱う予定があるのなら、大容量のレンタルサーバーがおすすめです。
また、将来的にブログを増やすことになる場合も多いため、そのトータルの容量となります。大いに越したことはありません。
送量とはサーバーからのデータ送受信の合計サイズで、ユーザーがブログにアクセスしたら、サーバーはそれに応じたwebページのデータを送るわけですが、その容量になります。
テキスト中心ならさほど気にする必要はありませんが、画像や動画を多用する場合は注意が必要です。
もし、越えたら遅くなるなどの制限を受けることになります。
このようにGoogle Chromeなら「保護された通信」と表示されるhttps
で始まるアドレスのことで、認証局発行のSSLサーバ証明書セキュティリスクに対抗できるだけでなく、検索順位の決定要因になったりもするので、これからのサイトには必須とも言える機能です。
先に紹介した稼働率に通じるのですが、障害が起こりにくかったり、エラーが発生しにくいサーバーが理想です。稼働率に加え、公式サイトの障害情報も調べるとよいでしょう。
サーバーで使用できるドメインの数で、1つのサーバーで複数のブログを構築する時に必要になります。
安いサーバーはこれが1つだけだったりするので注意が必要です。少しぐらい高いサーバーでもマルチドメイン無制限のサーバーの方が結果的にお得ということもよくあります。
同じドメイン内で作成できるドメインの数です。
例えば1up1up.comのサブドメインは「aaa.1up1up.com」や「abc.1up1up.com」となります。
WordPressでブログを作る場合はMySQLというデータベースが必須となります。
サーバーによってはこのデータベースが1つしかなかったりします。マルチドメイン制限と共にチェックしてください。
あまり気にする必要はないと思いますが、メールアドレスを作ることができます。複数のブログを作る場合、ブログ1つに1つのメールアドレスがほしいという場合もあるかと思います。
これもあまり気にする必要は無いと思いますが、複数のブログを構築したり、1つのブログであっても複数人で運用する場合があります。
そんな時にFTPアカウントをそれぞれに割り与えることで、利便性やセキュリティ面を強化できます。
アフィリエイトにおすすめのレンタルサーバー
いろいろ述べてきましたが、それらを踏まえておすすめのレンタルサーバーを紹介します。どのようにブログを運用していくかよっても変わるので、機能面、価格面の両方から選んでいます。
エックスサーバー
まず、おすすめしたいのがエックスサーバーです。このブログもエックスサーバーで運用しています。
おすすめポイント
ディスクスペース(SSD) 200GB
無料独自SSL
データベース MySQL 50個
マルチドメイン サブドメイン 無制限
電話サポート メールサポート
自動バックアップ
自動WordPressインストール
管理画面が分かりやすい
ほしい機能は全部揃っていて、ガマンしなければいけない部分がありません。年間払いなら1ヶ月1,000円と価格も申し分なし、特に理由がないければエックスサーバーで決まりです。
JETBOY
最近人気急上昇の次世代クラウド型高速SSDレンタルサーバーです。
おすすめポイント
無料SSL
最大28コアCPU・最大128GBメモリ
サイト規模に合わせて柔軟にリソース増強
WordPressもワンタッチインストール
初心者におすすめのプランはファーストSSDです。月間580円で、ディスク容量20GB、データベースは20個、サブドメイン、独自ドメインは無制限です。
サイトの規模が大きくなったら上位のプランへの変更も可能なので、初期投資を少しでも抑えたい方にはおすすめです。
mixhost
Mixhostも予算を抑えたい人に人気のサーバーで、全てのプランでピュアSSD、LiteSpeed採用の高速サーバーが採用されています。
おすすめポイント
自動バックアップ 標準搭載
稼働率99.99%
アダルトサイト可
値上げにより、これまでのようなお得感は無くなったのですが、これでも十分安く、特にアダルト系でブログをやりたい人にはおすすめのサーバーです。
CPI
KDDIグループの高速かつ大容量のサーバーです。料金は高めですが、機能面は最強です。
おすすめポイント
データベース MySQL 設定数 無制限
稼働率100%保証(品質保証制度 SLA)
初心者にも安心のサポート体制
WAF(ファイアウォール)を標準搭載
WordPress自動インストール機能
自動・手動バックアップ機能が標準搭載
年間契約で月額3,800円と高いのですが、容量やマルチドメインなどは無制限なので、いくつでもブログを作ることが可能です。
私の回りにはある程度成功したらCPIに引っ越す人もいます。
ロリポップ
レンタルサーバーの老舗で、200万サイト以上の実績を持ちます。
おすすめポイント
無料独自SSL
同時アクセス数拡張
表示速度などパフォーマンスを考えれば月額500円のスタンダードがおすすめで、電話によるサポートもあり、容量120GBやマルチドメイン100個など十分です。
一番安い月額100円のエコノミーはWordPressが使用できないのでご注意ください。
さくらのレンタルサーバ
レンタルサーバーの老舗的な存在で、一番下のライトはWordPressが使えないので、スタンダードがおすすめです。
おすすめポイント
容量100GB
WordPressクイック新ストール
マルチドメイン20個
電話によるサポート無料
データバックアップ+RAID1
最近は後発サーバーの影に隠れていますが、金額と機能のバランスが良く、おすすめできるサーバーです。
個人的には管理画面が分かりづらいのが難点です。
wpXクラウド
『wpXクラウド』はWordPressの運用に特化したレンタルサーバーで、WordPressを1サイトしか作成できません。
おすすめポイント
強固なセキュリティ
全7段階の柔軟な拡張
WordPressのインストールが簡単
独自SSLが無料で利用可能
自動バックアップ
容量10GBで1ドメインまでとなるため、1つのブログをじっくり育てていきたい方にはおすすめできます。
WordPressに特化している分、管理画面なども使いやすく爆速です。
まとめ
レンタルサーバーにこれという正解はありません。また、管理面から考えれば1つのサーバーで複数ブログの運用を考えるのが楽ですが、リクスヘッジの観点からなら分散させるのもアリです。
アフィリエイトは基本お金のかからないもので、レンタルサーバーは唯一と言ってもいいぐらいのランニングコストです。安いに越したことはありませんが、多少はお金をかけても良い部分だと思っています。
迷ったらエックスサーバーを選んでおけば間違いありません。