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ターゲット設定の基本
アフィリエイトで早く稼げるようになるにはターゲット設定が重要なポイントとなります。
当たり障りのない万人に向けた記事はインターネットでは読まれません。
それよりも、ターゲットを絞ったピンポイントな記事のほうが共感を生み、結果的に読まれる記事となります。
つまりターゲット設定とは買ってもらうユーザーを決めることと言えます。どのような商品でも「こんな人なら買うべき」という部分があるはずです。いかにそういった人を絞り込むかを解説していきます。
ターゲットを設定する理由
ターゲティングとは、狙う市場を決めることです。ターゲットを設定するメリットはブレないことだと思っています。
記事を書いていくうちに、ターゲットとなるユーザーのことを忘れてしまい、ちぐはぐな記事を書いてしまうことはよくあることです。
ユーザー視点で記事の内容や構成を決めることができ、一本筋の通ったブログにすることができます。
また、ターゲットに刺さるアプローチが可能になる点も大きく、より、ターゲットの生活をイメージしやすくなり、どういった悩みを持っていて、どういキーワードで検索するかも掴みやすくなります。
さらには、ターゲットに共感しやすくなり、ターゲットにささる鋭いメッセージを伝えることができるようになります。
ターゲットを設定することで得られるメリット
ターゲットをせっているメリットを整理します。
- ブログの記事に統一感が生まれる
- ユーザーのニーズがわかる
- ユーザー目線で記事が書ける
SEO的に有利になるためには、特化ブログのように、ある分野において専門性が必要です。ターゲットを明確に設定しておけば、それだけで記事の内容がブレません。
ターゲットをしっかりと絞りどういった人物かを把握しておけば性格や趣味、考えや行動などが分かり、よりマッチした記事を書くことができます。
特にどんなことに悩みを持っているかや、どのような商品を好むかは重要です。
記事を書き続けてみないと分からないこともありますが、ライバルサイトの研究にも視点を持って行うことができるので、より深く観察することが可能です。
ターゲットとするユーザーの気持ちがよく分かるのも大切なことです。ターゲットに好みや困りごとなど、ユーザーの視点に立った記事を書くことができます。
アフィリエイトの場合、広告や、書き手であるあなたの都合によった記事になりがちですが、ユーザーが本当に求めているものがわかるので、先回りするような記事を書ける訳です。
間違ったターゲット設定
ターゲットの設定と言ってもけっこう難しいものです。
ターゲット設定を間違える要因は次のとおりです。
- ターゲットが架空すぎる
- カテゴリーだけで選ぶ
ターゲットは広すぎても狭すぎてもいけません。ましてや自分にとって都合の良い人物などいません。
会社員やアラサーや既婚など、カテゴリーで一括りにすると失敗します。アラサーも25歳と34歳ではまったく違うかもしれません。既婚者でも子供の有無や性別によってはまったく違うかもしれません。
カテゴリーで選ぶこと自体は問題ありませんが、他のことがらと絞り込んでいく必要があります。
正しいターゲット設定
ブログにおいてのターゲット設定は、まず、ブログ全体としてのターゲットはざっくりとしたものでOKです。
例えばこのブログなら「アフィリエイトには興味があり、月に10万円ぐらい稼げるようになりたい。でもどうすればいいのか分からない」という人がターゲットです。
しかし、これではざっくりしすぎていてターゲットとなるユーザー1人1人の悩みは分かりません。
そこで記事単位ではさらにターゲットを絞り込んで、その一人だけのために書くつもりで設定します。
実際にそのぐらいでちょうどよく、ターゲットに刺さる尖った記事になるわけです。
ターゲットを設定する軸
下記の3つの軸を参考にターゲットを絞り込みます。あなたのブログのジャンルと紹介したい商品からピンポイントなターゲットを探し出します。
この作業はユーザーをより具体的にしていくということです。最近は特に多様性がひとつのテーマになっており、30代・会社員・既婚者と言っても個人差が大きくなっています。
そんな中でピンポイントに必要な人に必要な物を必要なタイミングで伝えるには、これまで以上にターゲット設定が重要になっています。
属性
- 年齢
- 性別
- 職業
- 家族構成
- 学歴
- 住所
- 年収
悩み
- 解決したい悩み
- コンプレックス
- 困りごと
- 人生の課題
夢・願望
- 叶えたい願望
- 夢
- 興味や関心
- ほしいもの
価値観
- 考え方
- ポリシー
- 道徳観
- SNSをどのように使うか
- 購入時に重視すること
ターゲット設定の手順
それでは具体的にターゲットの決め方を紹介します。
ブログ全体では大枠でターゲットを決める
ブログ全体ではざっくりとターゲットを決めます。
あなたの選んだジャンルに興味があって、初心者・中級者・上級者などや年代や性別程度のターゲット設定でOKです。
情報を集める
大枠でターゲットが決まれば、そのターゲットに関する情報を集めて整理します。
記事単位ではターゲットを特定の1人まで絞る
記事単位ではターゲットをとことん絞り込みます。
当てはまる人が日本の中に1人だけだと思えるぐらいでちょうどいいです。
具体的に絞れば人物像がはっきりする分、丁寧な記事を書くことができます。悩みや願望まではっきりするので、記事の構成もだいたい決まってくるはずです。
慣れないうちは難しいし時間もかかりますが、慣れてくると逆に記事の構成からターゲットを絞ったりもできます。
その商品を進んで買うのはどのような人物かを想像しながらターゲットを絞り込むやり方です。
ターゲット設定に関するおすすめ本
マーケティング・リサーチの基本
マーケティング・リサーチの基本はターゲッティングだけでなく、マーケティングやブランディング観点からもおすすめの一冊です。
ターゲッティングは何より、ユーザーの心理を読み取ることが何より重要です。
本書は、具体的な調査の方法、データ分析の手法などの必要不可欠な基本的ノウハウが解説されています。
ドリルを売るには穴を売れ
マーケティングの入門書になりますが、ターゲッティングもマーケティングの一部です。
タイトルのドリルを売るには穴を売れ」「商品を売るには、顧客にとっての『価値』から考えよ」という意味で、ターゲッティングはもちろん、ベネフィットや差別化などについても解説されています。