[toc]
ロングテールとは?
ロングテールとは売れる数はすくなくても、取扱いアイテム数を増やすことにより、売上の総数を大きくするという手法です。
例えばAmazonやリアルの大型書店が良い例で、どちらもヒット商品よりも月に1つしか売れないような商品を数多く取り揃えることで全体の販売数を確保しています。
スペースに限りがあるリアルでは限界がありますが、インターネットの世界では限界がありません。
アフィリエイトでもロングテールを狙った大型のブログが王道だと考えています。
アフィリエイトにおける「ロングテールキーワード」とは?
アフィリエイトにおけるロングテールとは商品の取扱数を増やすという意味とは少し違い、キーワードを増やすという意味です。
ただし、1つのキーワードで集客できる数は当然減るため、そういったキーワードをたくさん用意して全体の数を確保するという戦い方です。
例えば「ダイエット」というキーワードはライバルが鬼のように強力で個人の力では到底勝つことは不可能でしょう。
また、「ダイエット サプリ」「ダイエット 食事」「ダイエット 運動」も同じように検索数に比例してライバルが強い超ビッグキーワードです。
ロングテールアフィリエイトではこのようなキーワードは避けて、「ダイエットサプリ うらら」「ダイエット食事制限 メニュー」「ダイエット ウォーキング 頻度」など複合スモールキーワードで記事を書き、勝てるフィールドで勝負するという戦術です。
キーワードによっては記事を書けばいきなり検索順位で1位になったりすることもあります。
ロングテールアフィリエイトのメリット
ロングテールアフィリエイトはニッチな複合キーワードでアクセスを増やすばかりでなく、高いコンバージョン率も期待できます。
ターゲットを絞った記事が書ける
ロングテールでキーワードを考えた場合、どうしてもニッチなキーワードや3語以上の複合キーワードになることが多いです。
先程例に出した「ダイエット」というキーワードならユーザーはそういった目的で検索したのかが分かりません。
しかし、「ダイエット食事制限 メニュー」であれば検索意図は絞られており、回答となる記事の構成もほぼ決まります。
このようにビッグキーワードではざっくりしているためターゲットの意図を汲みきれませんが、ロングテールキーワードならターゲットを絞って記事を書くことができるため、よりターゲットに刺さる記事に仕上げることが可能です。
コンバージョン率が高くなる
これは上記の「ターゲットを絞った記事が書ける」と同じ理屈なのですが、ターゲットを絞った記事ほどコンバージョン率(成約率)は高くなります。
ビッグキーワードで集客できえばアクセス数は多いですが、いろいろな目的を持った人がくるので、どういった記事で何の広告を貼れば成約するのかが不明です。しかし、ロングテールキーワードならユーザーの目的がハッキリしているため広告もジャストなものを扱えます。
結果としてコンバージョン率が高くなる訳です。
ロングテールアフィリエイトのデメリット
ロングテールアフィリエイトには多くのメリットがありますが、デメリットもあります。それは作業量が多くなるということです。
ロングテールではターゲットを絞り込んだ複合キーワードでの勝負なので、1つのキーワードあたりのアクセスはどうしても限られてきます。それをカバーするためには数をこなす必要がどうして出てくる訳です。
また、数で勝負するということはある程度の時間がかかり即効性がないということでもあります。
ただしSEOといういちばん重要な集客方法に依存した手法なので長期的な視点でみればマイナス要素はありません。
ロングテールアフィリエイトに向いているジャンルと向いていないジャンル
ロングテールアフィリエイトには向いているキーワードと向いていないキーワードがあります。
つまり、扱う広告に複合キーワードがたくさんあるかどうかです。
私自身も失敗した経験があり、以前に「防風通聖散」という商品を扱うブログを作ったのですが、キーワードにほとんど広がりがなく数ページしか書くことができませんでした。
やはり、メインとなるキーワード以外にもコンバージョンにつながるサブのキーワードの存在がロングテールアフィリエイトでは重要になってきます。