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ブログのリライトとは?
ブログのリライトとは、公開している記事を編集し、新たな内容に刷新することにより、SEO効果を高めたり、よりユーザーに有益な情報を提供し、検索アクセス数を増やしてアフィリエイトの収入を増やすことです。
アフィリエイトにおいては必須とも言える作業で、主にアクセスがない記事や、アクセスはあるけど成果に結びついていない記事に対して行います。
リライトの良い点は、イチから記事を書く必要がないためコストパフォーマンスが高いことです。リライトをすることで、収入に貢献していない記事が稼げるようになれば、かなりおいしいです。
リライトする時期は?
リライトで一番悩ましいのはリライトを行うタイミングです。
記事を公開してもしばらくは検索順位が上がらないのは当然で、検索1ページ目に入っている記事でも公開してから3ヶ月以上経ってからということも多いです。
私自身も記事を公開して半年以上経ってから徐々にアクセスが増え始めた記事もたくさんあります。
また、リライトを考えるのはある程度記事が揃ってからです。自分の中で書くべき記事がすべて書けてからで十分です。
あえて基準を出すとすれば最低でも50記事以上、100記事以上でもいいぐらいです。
リライトのチェックポイント
記事をリライトするときは以下のチェックポイントを意識しながら修正しましょう。
- ターゲットとキーワードは狙い通りか
- 書いてある内容はキーワードにマッチしているか
- 検索したユーザーに対する回答が書いてあるか
- タイトルや見出しにキーワードが入っているか
- 記事の内容は最新の情報か
- 自分の考えや意見、実体験が書いてあるか
- 目次や見出しを使っているか
- 加筆できる情報はないか
- 削除するべき不要な部分はないか
- 狙ったキーワードの検索1ページ目のサイトに負けていないか
- 画像やイラストは多すぎないか
- 同じ内容の記事を書いていないか
ブログリライトのコツ
更新した日付を入れる
WordPressなら多くのテーマで実装されていると思いますが、更新した日付を表示するのは大きなポイントです。
最新内容だとアピールできるだけでなく、ユーザーに対して「書きっぱなしじゃなく、情報を更新しているんだな」良い印象を与えることができます。
また、記事冒頭に自動的に入る日付だけでなく、更新した部分の冒頭などに日付を入れるのも良い方法です。
例えば「【追記2018年/11月/18日】新機種が発売」などです。
改行に気を配ろう
改行はリライトではなく、最初に気をつけておかなければいけないことなのですが、リライトのときは一度読み直して適切な改行を入れましょう。
特に問題はスマホでの閲覧時です。今はスマホからの流入のほうが多いという方も多いと思います。パソコンから見れば問題なくても、スマホからだと読みにくいということは多々あります。
スマホからどう見えているかを注意しながらリライトしましょう。
削除する場合は打ち消し線を入れよう
リライトするときは古い情報や、時には間違った情報を修正することが出てきます。
その時は『打消し線』を使って訂正するのがベストです。リピーターとなってくれている濃いユーザーほど記事の内容は覚えているものです。
そのようなファンに対して「この前と言ってることが違う」と思われては最悪です。せっかくユーザーに最新の情報を届けようとリライトしたのが、逆に仇となってはやっている意味がありません。
ユーザーの混乱を防ぐためにも打ち消し線で訂正し、訂正理由も明記すれば信頼にも繋がります。
余談ですが、知っている人の中には信頼のため、わざとちょっとした間違いを書いておき、後で打ち消し線での訂正を入れることで、逆にユーザーから信頼を得ようとしている人もいるぐらいです。
ブログをリライトする具体的な方法
リライトすると言っても、どの記事をどのタイミングでどのようにリライトするのかという疑問があると思います。リライトにこれと言った答えはありませんが、リライトする具体的な方法を解説します。
アクセスの少ない記事を抽出する
サーチコンソールで検索パフォーマンス機能から掲載順位を見ます。
クエリではなくページタブにすることで該当する記事のURLが分かります。
このサイトの例ではキャッチコピーについて書いた記事が上位表示できていないことが分かります。
私もそうなのですが、上位表示できていない記事はたくさんあると思います。なのでリライトしやすい記事や、アクセスや収益に結びつきやすい記事からリライトしていくことをおすすめします。
このリライト対象の抽出法は誰にでも言える方法ですが、すでにある程度稼げている人は、上位表示できているけどクリックされていない記事や、上位表示はできているけど表示回数が低い記事など、リライトすべき記事の探し方はいくつかあります。
余談ですが、検索順位が低くて表示回数が多い記事はいわゆるお宝キーワードの可能性が高く、逆の意味でのリライト対象の記事となります。
このようにサーチコンソールは使い方次第であなたのサイトの改善に多いに役立ちます。積極的に使っていきましょう。
記事のリライト
リライトすべき記事が決まればいよいよ具体的なリライトの方法です。
競合サイトの傾向をつかむ
検索結果の順位は相対的なものです。どんなに素晴らしい記事を書いても、ライバルがそれ以上に素晴らしい記事を書いていれば負けるし、適当な記事でもライバル次第で上位表示できます。
つまり狙ったキーワードで検索した結果上位表示されているサイトを調べ傾向を掴みましょう。
できれば1ページ目に表示されている記事の良いところ悪いところをピックアップし、取り入れます。また、タイトルや見出しは重要で、タイトルの変更だけで順位が上がったことも何度もあります。
実際やってみて困るのは少し切り口の異なる記事が1ページ目にある場合もある
ことです。
例えばですが、「アフィリエイト」で検索したら、アフィリエイトとは何かということを解説する記事とアフィリエイトのやり方を紹介する記事があったとします。
私はこういった場合には合算しています。リライトの域を超えて新たな記事を書くのと同じかもしれませんが、大体の場合うまくいっています。
関連キーワードの傾向をつかむ
上位表示している記事の傾向を掴めば、次は関連キーワードの傾向です。
関連キーワードはGoogleの「サジェスト」や検索結果の下に表示されている「関連する検索キーワード」、またはgoodkeywordのようなツールで調べます。
これで合わせて検索されているキーワードが把握できます。すでに網羅しているかもしれませんが、リライトする機会に盛り込んでおきましょう。
ユーザーファーストが上位表示のコツです。
情報の鮮度を確認する
当たり前ですが、情報には鮮度があります。書いた当時とは事情が変わっており、無意味な情報や使えない情報になっている場合もしばしばあります。
例えば当時おすすめしていた商品に新作が登場した場合や、価格が変更になったなどはありがちです。
そういった情報ひとつひとつがユーザーとの信頼関係に結びつくことを忘れないようにリライトの時に修正しておきましょう。
どちらにせよリライト対象の記事は一度全文を読んで見ることをおすすめします。