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Webライティングとは?
あなたはWebライティングを意識して記事を書いているでしょうか?
私ははっきり言ってまったく考えていませんでした。しかし、ある日突然にアフィリエイトの先輩から「Webライティングは大事だぞ」と言われ勉強することにしました。
やってみるとさっそく効果がある部分もあり、また面白くもありました。今回はWebライティングスキルの磨き方をシェアしようと思います。あなたもアフィリエイトをこころざすなら学んでおいて損はないですよ。
WebライティングとはWeb上での表現の仕方に最適化された文章術です。紙媒体とは違いWebではWebならではの特徴があります。
アフィリエイトブログを運営していく上ではかなり重要な身につけておくべきスキルです。
良記事をたくさん読む
もし、文章を書くことが苦手であると思っているなら文章をどんどん読むことをおすすめします。
Web上にも「良い記事」とされている記事はたくさんあります。あなたが狙っているキーワードで上位表示されている記事でもOKです。日常から良い記事をたくさん読む習慣をつけましょう。
WebのことはWeb上の記事が一番参考になると思っていますが、本でもなんでもかまいません。たとえば短い文章で簡潔にユーザーに内容が伝わるようになど、目的を持って読むのであれば新聞やニュースサイトでも参考にできます。
たくさん記事を書こう
Webライティングもたくさん記事を書いてはじめて身に付くものです。よくある質問に「全然アクセスがないんです」というものがあるのですが、記事数を聞いてみると5記事とか、はじめて3日とか言われます。
そんな短期間で効果がでたり身についたりするようなスキルなんて意味はありません。たとえ下手でもまとめりのない文章であっても継続するうちに上達するものです。
ただし、闇雲に書いても効率的にライティングスキルは向上しません。最低限押さえておくべきことがあります。それは「誰に」「何を」伝えたいのかを明確にして記事を書くということにほかなりません。つまり、せっかく来てくれたユーザーに対して1つでも有益な情報を持って帰ってもらうということを意識して書くということです。そうすることが上達への近道だからです。
もし、どうしてもうまく文章が書けないという方は、自分が良い記事と思える記事を書き写してみるのも効果的です。
作家の中にも尊敬する作家の文章を書き写すというトレーニングをする人は多いと聞きます。言い回しや句読点の打ち方に記事の構成の仕方、さらには記事タイトルの付け方など学べることはかなり多いです。
情報を収集しよう
良い記事を書くためには正しい情報が必要不可欠です。どんなライティングスキルを持っていても情報が不足していればユーザーに有益な記事を書くことは不可能だからです。
硬いとは確かな情報源となりうるところという意味で、インターネットで調べるにしても誰が書いたかも分からないような記事では怖いです。国が発表している情報になければ最低でも3サイト程度は調べて事実確認をしましょう。
せっかく来てくれたユーザーに間違った情報を提供することのないように普段からインプットの習慣をつけましょう。
6W2Hを意識を意識しよう
6W2Hとは、When(いつ)、Where(どこで)、Who(誰が)、Whom(誰に)、Why(なぜ)、What(何を)、How(どのように)、How much(いくら)の8つのことで、わかりやすい文章を書くための基本事項です。
これらの要素を取り入れただけでも文章量も増え、新たなキーワードも浮かぶことでしょう。
例えば「アフィリエイトで初報酬をゲットした」ということでも、「どんな人物が」「どのぐらいの期間で」「どんな広告で」「どのような方法で」「いくらの報酬を」など6W2Hを考えればどんどん物事を掘り下げることが可能です。
記事を膨らませたいときには特に役立つテクニックです。
語彙力を身につけよう
私自身もよくあるのですが、同じ言葉を何度も繰り返して使うとくどく感じるし、何だか馬鹿っぽく聞こます。
また、表現だけを変えても内容が同じ文章を繰り返すのもよくありません。強調したいのであれば話を深く細かく掘り下げるように説明しましょう。
このように異なる表現でユーザーを飽きさせないためには語彙力が必要です。そのためには文章を読むことが一番ですが、形容詞や言い回しや例え話などに意識しながら読むとより効果的です。
自分ならどうな表現で伝えるかを考えながら読むと楽しいし、勉強にもなります。普段から人気ブログやニュース記事などを読む癖をつけましょう。
ターゲットを意識しよう
誰に対して書くのかはアフィリエイトにとっていちばん重要なことです。ライティングスキルにとっても前提となる事柄なので、ターゲット抜きにライティングの最適化はありえません。
同じ商品を紹介するにも男性に対してなのか女性に対してなのか、20代か40代か、またはヘビーユーザーかライトユーザーかによって書く内容は変わるはずです。
ターゲットとする人物の目線に立つことがライティングの重要なポイントです。なんだかフワッとした何が言いたいのか分からない文章はターゲットの設定が不十分な場合が多いと肝に銘じましょう。
簡潔な文章書こう
読みやすい文章とは何よりも基本を抑えた文章です。「主語と述語」「句読点」「てにをは」「接続詞」などです。このあたりを意識していれば読みやすい文章になります。逆に疎かにしていると、せっかく内容が良くても読みにく文章となります。
ポイントは一度読み直すことです。書いているときはあまり細かいことは気にせずに書きたいことをガシガシ書いてもOKです。しかし、絶対に読み返してください。特に読点の箇所や余白のタイミングはよく修正します。余白は一般的に5行以上なら挿入すると良いと言われています。
私なりに思うことは一文を短くすれば分かりやすい文章となります。
同じ理由で目次や見出しも重要な要素です。
どこに何が書いてあるのか分からない記事はユーザーにストレスを与えてしまいます。上記のことを守っただけでもストレスを軽減し、離脱率を下げることができます。
メインキーワードを意識しよう
アフィリエイト記事にはあなたが狙ったキーワードがあるはずです。この記事も「webライティング」をメインキーワードとしている訳ですがそれだけでは範囲が広く「アフィリエイト」というキーワードもつけています。
つまり、アフィリエイターでwebライティングを学びたい人向けの記事ということになります。
そして記事で、その答えを書くということになります。こうしてキーワードとユーザーを意識しながら書けばより良い記事が書けるはずです。
また、キーワードには関連語と共起語というものがあります。共起語とはあるキーワードとセットでよく使われるキーワードのことです。例えばiphoneとアプリなどが共起語に当たります。
この関連語や共起語をふんだんに盛り込まれている記事は、よりメインキーワードに関係し、価値のある記事と検索エンジンは評価する訳です。
ユーザーにとって有益なコンテンツをリサーチしよう
狙うキーワードを検索エンジンはもちろん、ツイッターなどのSNSやはてなブックマークにYahoo!知恵袋などでも検索し、上位にでてくる内容をリサーチします。
それだけでも多くの人がどのような情報を求めているのかがだいたい分かるかと思います。
また、Facebookの「いいね」の数やはてなブックマークの登録数なども同時に確認しておきます。その数が多い場合は有益な情報であるということがわかるからです。
そうして集めた情報をもとに書くべき見出しを作りまとめていくようなイメージです。
手間はかかりますが、そうしてユーザーが求めている情報を提供していけば、やがて上位に表示されるはずです。
画像や動画も有効に使おう
画像や動画やイラストがあるとパッと見ただけでもイメージが膨らみ、文章だけとは違いわかりやすくなります。
また、グラフや統計なども理解を助けるだけでなく説得力をもたせる効果もあります。
また、長くなればユーザーに一息入れてもらうためにも画像を挿入するのもいいと思います。
ライティングスキルアップにおすすめな本
新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング
ニュースサイト「ナタリー」編集の長唐木元さんが未経験のライター向けにまとめた本で、Webライティングの入門書としてピッタリで文章力を付けるポイントが分かります。
良い文章の定義から始まり、良い文章を書く手順が丁寧に綴られています。
新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング
沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘—
SEOの観点からWebライティングのあり方を丁寧に解説されています。アフィリエイトにとってSEOは避けては通れない道なので、SEOに強いライティングのノウハウを学ぶことができる本書は一石二鳥です。
単純に読み物としてもけっこう面白いのでおすすめです。