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ミニサイトって何?
ミニサイトとは、その名の通り記事数が少ないサイトのことですが、特に決まった定義はなく、ここでは10記事から多くても30記事程度のサイトのことを指してします。
ミニサイトでも十分稼げる
ここでは稼げるミニサイトの作り方を紹介します。
ミニサイトの特徴
ニッチな専門性
ミニサイトは単に記事数が少ないということではなく、ニッチなキーワードを絞り込み、厳選した記事を集めているサイトです。
ニッチすぎてあまり広げにくいサイトにはなりますが、その分専門性は上がり、サイト自体の評価は高まります。
コンパクトなサイト設計
一冊の本のようなイメージが丁度よいと思います。ただし記事数は少なければ5記事ほどで、多くても30記事程度に収めるように設計します。
それよりも多くなっても問題がある訳ではありませんが、ミニサイトのメリットを消してしまうので、もっと絞り込んで専門性を高める方向が一番かと思います。
ミニサイトのメリット
完成図がわかり、短時間で作れる
ミニサイトの一番のメリットは、短時間で作りきれるということです。
基本的にブログは終わりがありませんが、ミニサイトは完結型として設計し、ユーザーにもわかりやすく情報をまとめるほうが好まれます。
ピンポイントで専門性の高いサイトになる
ミニサイトは、普通のブログに比べるとジャンルの選び方が難しくなります。少ない記事数で上位表示を狙うため、どうしてもライバルの多いビッグキーワードでは戦いにくく、ニッチなキーワードでの勝負となります。
リスクヘッジになる
普通のブログの場合は完成がないため、100記事200記事書いても、ほとんど稼げないということもあり得ます。
しかし、ミニサイトの場合は完成までの時間が短いので、もし失敗したとしても影響は限定的です。
2〜3年やったけどだめだったら辛いですが、それが2〜3ヶ月ならダメージは少ないです。
また、ミニサイトを複数つくることで、さらにリスクヘッジが可能です。
更新の必要がない
ミニサイトは必要な情報がコンパクトにまとまっていて、サイト設計の時点で完成しています。ブログとは違い、明確に終わりがあり、基本的には更新を必要としません。
つまり、かかる時間が見積もれるし、その後もほとんどほったらかしの状態です。手を取られる時間が決まっているというのは大きなメリットです。
ミニサイトのデメリット
ミニサイトもメリットばかりではありません。デメリットもしっかり理解した上でミニサイト作成に取り掛かってください。
アクセスが少ない
ミニサイトは少ない記事数で上位表示を目指すので、どうしてもニッチなジャンルになってしまいます。
そうなると当然大きなアクセスは望めません。
もちろん嬉しい誤算として、大量のアクセスがあることもあります。そうしたサイトは記事を足して育てていき、より大きく稼げるようにします。
それはそれで問題ないのですが、そうなるとミニサイトとは呼べなくなるため、ミニサイトとしてはやっぱりアクセスもミニになります。
ある程度の量産は必要
ミニサイトは作るのに時間があまりかからない代わりに、記事数が少なく、大きなアクセスが望めません。となると、当然ある程度の数をこなす必要が生じます。
本当にライバルが不在のニッチなテーマでサイトを作成し、全部が稼ぐサイトになる訳ではありませんが、リスクを分散するという意味でもミニサイトの量産は理にかなった方法だと思います。
個人的にはこれまでブログのテーマに合わない記事を書きたいときにミニサイトを作ることが多かったのですが、その中のいくつかが想定よりもアクセスを稼ぎ、ミニサイトとは呼べない規模になったサイトもあります。
普通のブログ → ミニサイト
ミニサイト → 普通のブログ
この両方がありえると思います。
ミニサイトの作り方
ライバル不在や専門性がポイント
ミニサイトの場合は、記事数が少ないため、ライバルとなるサイトが強力な場合は上位表示することが難しくなります。そこで、競合するサイトが少ないニッチなジャンルを扱うべきです。
一般的な総合型のサイトと比べ、ミニサイトのような専門サイトは余計な記事は一切なく、ユーザーはひとつのテーマについて専門性の高い、他のサイトにはない情報を読むことができます。
ニッチなジャンルがミニサイト向き
何度も繰り返しになりますが、ミニサイトは専門性とライバル不在がカギとなります。
ミニサイトで一番ダメなのは、中途半端なサイトです。
例えばカメラをテーマにしたとした、Nikonの一眼レフカメラの情報を集めたサイトでは無謀です。もっと絞り込んで、ひとつの機種に関する情報を集めたサイトや食物の撮り方のように特定の使い方に関するサイトぐらいに絞り込む必要があります。
キーワード選定がポイント
ミニサイトでは、基本的にたくさんのキーワードは狙わず、ライバルサイトをチェックしてきっちり狙いを絞ります。複合キーワードを2語、3語と増やしていけば狙っているキーワードの1つか2つくらいは上位表示できるキーワードがでてきます。
キーワード選定のポイント
ライバルの強いキーワードは避ける(挑戦してみるのはあり)
たくさんのキーワード狙わずに一点突破で!
ペラサイトからの横展開もアリ
ミニサイトを作る場合は、トップページのみや2〜3ページのいわゆるペラサイトを作っておき、アクセスがありそうなら記事を投入していきミニサイト化するというものアリだと思っています。
私自身が作ったサイトで、防風通聖散というダイエットに効果がある漢方薬があるのですが、始めは3ページのみのペラサイトからでした。しかし、2ヶ月ほど放置していたら徐々にアクセスが来はじめたので、今では20ページ程度のミニサイトになっています。
収益も毎月2万円程度になり、まあまあな結果といえるでしょう。
人気記事をベースにミニサイトを作る
ブログを書いていると、自分でも想像していなかったようなアクセスが来る記事ができることがあります。
そのような記事ははからずも需要があるテーマになっているため、周辺のキーワードでもアクセスを集められる可能性が高いです。
そのテーマがブログにマッチしていればそのブログで広げてもOKですが、だいたいの場合は合わないことが多いと思います。そんな時は諦めるのはもったいなく、ミニサイトでさらなる収益を目指しましょう。
私自身最近はこのようにブログの人気記事からのスピンアウトする形でミニサイトを作ることが多く、需要があることが分かっている分、気持ちも楽に作ることができます。
ミニサイトは全体像の設計から
ミニサイトはユーザーのニーズをしっかり抑えて、サイトの全体構成を設計します。
少なくとも2語、もしくは3語以上のキーワードでサイトのジャンルが決まったらgoodkeywordのようなキーワードツールでサジェストキーワードを拾ったり、ヤフー知恵袋などでニーズを確認します。しかし、サジェストキーワードを上から拾っていくのではなく、あくまでもミニサイトのテーマに沿ったキーワードのみにします。
ミニサイトの設計はあらかじめ、書く記事すべてを書き出しておくぐらい厳密に行うべきです。そのためには先ほどのユーザーのニーズを掴み、ターゲットを明確にすることが重要になります。
具体的な設計例
具体的にはミニサイトの作り方をメインテーマとするなら、柱となるキーワードは以下のようなものがありました。
作り方・アフィリエイト・例・ミニサイト・集客・wordpress テーマ・ブログ・テーマ・収益
これでサイトの設計をすると
- カテゴリー
- ミニサイトの作り方
- ミニサイトに合うWordPressテーマ
- ミニサイトの集客と収益
- ミニサイトのテーマの決め方
- 稼いでいるミニサイトの例
具体的なカテゴリー名はともかく、メインとなるカテゴリーは決まりました。ただし、記事数が全部で20記事に収まるようなら、特にカテゴリーは必要なく、ユーザーに行動してほしい順に、記事を並べればOKです。
カテゴリーが決まれば後は具体的な記事の内容を考えていきます。実際にカテゴリーとなるキーワードで検索してトップの20位ぐらいまでのサイトを確認し、内容を決め、負けないような記事を書いていきます。繰り返しになりますが、テーマからそれないようにだけは気を付けてください。
まとめ
ミニサイト作成のまとめ
ミニサイトの作りは元のブログからのスピンアウトするのが効率的。ライバル不在のニッチなジャンルがベスト。
設計例はキーワードツールで洗い出して厳選し、トップ20位のサイトを確認し、負けない記事を書く。