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アフィリエイトにおける分析とは?
アフィリエイトを始めるときや、成果が中々でないときはどうすればいいのか考えると思います。
でも、何をどうすればいいのかって難しい問題ですよね。
アフィリエイトも試行錯誤、トライアンドエラーの繰り返しです。
うまくいかなかったら何がだめなのか、どうすればいいのかを考える必要があります。
その判断を下すときに重要なのが分析スキルです。
もし、まちがった解釈をして次の手を打ったなら、また回り道をする羽目になります。
分析ができない人はいつまで経っても成果がでないことになりかねません。
そこで今回はアフィリエイトで必要な分析スキルについて解説します。
ライバル分析
アフィリエイトでは検索結果で上位表示しアクセスを増やすことができれば稼げると言っていいでしょう。
しかし、上位表示できるかは相対的なものです。つまり、上位表示が簡単なキーワードもあれば、個人ブログでは難しいキーワードもあります。
そこで記事を書く前には必ず狙ったキーワードの競合調査が必要です。
競合の強さを分析
狙ったキーワードで検索したときに、1ページ目に表示されているサイトを順に見ていきます。
その中にAmazonや価格コム、NEVERまとめなどがあれば無視でかまいません。理由は目的が違うので競合とはならないからです。また、メーカーの公式サイトも同様です。
ライバルとなるサイトはキューレーションサイトやアフィリエイトサイトです。これらが上位表示されていたなら中身を見ます。
まずは、記事数です。「site:https://1up1up.com
」のように検索すればヒットした件数がそのサイトの記事数です。これで規模がわかります。
次にどのような記事を展開しているかを確認します。カテゴリーやサイトマップがあれば見やすいです。
競合の強さを簡単に知る方法
狙ったキーワードで検索した結果、上位表示されているサイトがトップページであれば、そのライバルサイトもそのキーワードでコンテンツを作り込んでいると予想できます。
つまり競合は強いと判断できます。
また、「タイトルにキーワードが含まれているかどうか」も判断材料となります。もし、上位表示されている記事にキーワードが含まれていないのであれば上位表示することは難しくありません。
競合調査について詳しくはこちらの記事をどうぞ
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アフィリエイトには必須 競合調査のチェックポイント
[toc] 競合サイト分析とは? 競合サイト分析とは、あなたのブログのライバルとなるサイトを調査することで、検索結果で上位に表示されることが必要不可欠なアフィリエイトでは欠かせない作業です。自分のやり …
ライバルのターゲット・商材
ライバルサイトのカテゴリーや記事を見れば、どのような層をターゲットとしているか見えてきます。
これで本当にライバル言えるのかが決まります。もしターゲットがずれているのであればライバルとはなりえません。
ターゲットが分かれば次はライバルサイトが紹介している商材を確認します。もし、ターゲットがかぶっていても商材が違うのであれば競合しているとは言えません。
このようにライバルサイトを分析し、競合していると判断できれば勝てるのか、そのキーワードは諦めるかの判断をすることになります。
ライバルから学ぶ
狙ったキーワードで検索し、1ページ目に表示されているサイトから学びます。確認することは「ユーザーが求めている情報に対する答え」です。
キーワードがユーザーが求めている情報であれば、それに最も適切な回答をしているのが上位表示されているサイトとなります。
これはタイトルや目次・見出しを見れば分かります。
次に着目するのは取り扱っている広告と誘導の仕方です。
そのライバルサイトがどのように収益化しているのかをチェックします。
ライバルサイトのチェック項目
- どのような層をターゲットとしているか
- ASPと広告はどうか
- どのような記事タイトルか
- 目次や見出しの使い方
- 記事内容に専門性があるか
- 記事あたりの文字数はどうか
- 更新頻度はどの程度か
- SNSでの活動方法
- アドセンスの広告の貼り方
- ブランディング方法
- どのような立ち位置か
- プロフィール記事
- 内部リンクのやり方
- LP(ランディングページ)への誘導方法
- 人気記事はどのような記事か
- スマホでの見え方はどうか
このあたりを意識しながらライバルサイトをチェックすれば、自然とアフィリエイトに必要なことを吸収できます。ライバルサイトの良い部分はどんどん吸収していきましょう。
ただし、いちばん重要なのは小手先の技術ではなく、コンテンツです。ユーザーに有益な情報を提供することが大前提です。
自分のブログの分析
アフィリエイトにおいて自分のブログの分析は大切なことです。しかし、最初のうちは分析しようにもできることはありません。
自分のブログの分析は1日のアクセスが100程度になってからでOKです。
それまではひたすら記事を作成することに労力を注いでください。
アクセス解析
ユーザーがどこから記事に辿りついたかや、ユーザーの滞在時間や、どのようなコンテンツがよく読まれているのかなどを知っておくのは次の戦略を考える上で重要です。
- 収益が生まれた記事を確認
- アクセスの推移
- 検索ワード
どの記事からどういった商品が売れたのかは最重要項目です。
1回2回なら偶然もあります。しかし、継続的に売れているということは理由があるはずです。
また、その記事自体のアクセスが多いならそれが理由でもありますが、アクセス自体は平均的なのに売れる記事がある場合もあります。
どれを受けて、次に何をすべきなのかを考えなくてはいけません。
きちんと記事を更新していれば徐々にアクセスが増えて来ます。しかし、すべての記事というわけにはいかず、アクセスがない記事も出てきます。
逆にアクセスが多い記事も出てくるはずです。それらの記事を見て対策を考える必要があります。アクセスが多いなら、もっと掘り下げた記事を投稿したりの横展開が有効です。また、アクセスが多い記事から離脱が多いようなら他のページへの誘導を考えるのも効果的です。
アクセスがなければリライトもいいでしょう。タイトルを変えただけでも効果があることもあります。
アクセス解析でのポイントは、アクセス数はもちろん曜日や時間帯のアクセス数の変化、どうやってユーザーが来ているか(検索エンジン、リンク)などが重要です。
しかし、それよりも重要なのは検索ワードです。つまり、ユーザーがどういった検索ワードであなたのブログに辿り着いているかです。狙い通りのワードでユーザーが訪問しているでしょうか?
アクセスがあるということは、それなに上位に表示されていると思います。実際には50位ぐらいでもアクセスがある場合がありますが、ポイントは検索結果2ページ目に表示されている場合です。1ページ目と2ページ目ではアクセス数が天と地ほど違ってきます。おしい所まできている記事があればテコ入れをして1ページ目を目指しましょう。
収益の高いキーワード・記事
自分のブログでどの記事の収益性が高いのか、またその記事にはどのようなキーワードで検索されているのかを知ることはとても重要です。
そういった記事をいくつか見てみれば、ユーザーがどのような意図を持って検索しているのか、どのようなニーズを持っているのかが見えてくるからです。
Googleアナリティクスのカスタムレポートで検索キーワードを知ることができ、各ASPのレポートでどの記事から成約したかが分かります。大体の場合はクリック数やクリック率などが分かるはずなので、アクセスがあるのに成約が少なかったり、逆に少ないアクセスで成約が多かったりした場合は原因があるはずです。
必ずしも理由がはっきりするわけではありませんが、暇を見つけては分析するうちに傾向が掴めるようになってきます。
そうすればより効率的に収益性の高い記事を書くことができるようになります。
また、記事を書く段階から収益性を意識し、クセス解析で状況を把握し、効果が出ていなければ再検証というサイクルを回せば、稼げるようになる速度もアップすることでしょう。
それはあなたにとってかけがえのない財産となるものです。
地味で面倒くさいことですが、アフィリエイトで稼ぐためには大切なことです。
アフィリエイトプログラム分析
商品率の低い広告は要注意
ASPで用意されている成果レポートは積極的に活用していきましょう。
ASPによって見ることができる項目は違うのですが、私達が知りたい重要な項目はだいたい網羅されています。
アフィリエイトの場合、成果報酬は未確定と確定の2種類の状態があります。だいたいの場合は先に未確定の状況でレポートに上がります。そして、広告主が提示している条件を全てクリアすれば確定となってはじめて実際に報酬が発生します。逆に条件をクリアできなければ非承認となりキャンセル扱いとなります。
つまり、承認率と承認までの期間は広告選びの重要なポイントとなります。
特に承認率が低い場合、成果条件を調べて問題ないか確認することをおすすめします。
例えば購入が条件なのに、デカデカと「まずは資料請求を」と誘導されていたり、そもそも条件が厳しかったりする場合があります。
ASPの成果レポートはアフィリエイターにとって重要な参考データとなります。少なくとも週に1回は確認するようにしましょう。